万年筆用のペンケースについて思うこと。

やっぱり、気に入ったペンを持ち運ぶ際には、キズや破損防止の為に、ペンケースに入れて持ち運びたいものです。

ただ、このペンケースなのですが、どうしても気になることがあります。

それは、クリップを挟んで止めるタイプの場合です。

クリップは、機械的ささむ構造になっている訳ではなくて、クリップの弾性を利用して挟むことができるようになっている物がほとんどです。

そうすると、このクリップの弾性限度を超えてしまうと、いわゆるクリップが開いてしまうという状態になります。

万年筆等の買取のお仕事をさせて頂いていると、けっこうこの状態になったペンにお目にかかることがあります。

あえて名前は上げませんが、メーカーによってなりやすいメーカーというのは存在します。
クリップの余裕強度が少ないということですね。

ペンケースもけっこうな厚さのある革や布などに、クリップを挟んで固定するようになっているものもよくあって、これ大丈夫なの?と思ってしまうことが良くあります。

もちろん、それをわかって、その部分を工夫されてるペンケースも存在します。

それから、ファスナータイプの場合は、ファスナーとペンを抜き差しする方向です。
ペンを抜き差しする方向にファスナーが存在すると、抜き差しを繰り返しているうちに、ほぼ間違いなくファスナーでペンにキズをつけることになります。

少なくとも、これら2つは満たされていないと、正直言ってほんとうに考えて作ってるのかな?と思ってしまいます。

ペリカンのペンケースの場合は、これらふたつは満たされていますね。
ペンポーチタイプは、けっこうタイトにできていてクリップを使わなくてもペンが暴れません。
ファスナータイプもクリップ部分で固定するのではなく胴軸部分で固定で、ファスナーもペンに抜き差し方向とは違う方向になっています。

あとは、用途に合わせて好みのデザインがあれば、良いペンケースになる訳です。

ペンが3本入って、B6のノート、そして名刺類が入る、もちろんペンの保護については、上記のことは最低限で、さらに素材等にも気を使ってある。

そんな、ペンケースを探しております・・・・
ペンケースというか、ステーショナリーケースというのですかね?
自分でつくるしかないか・・・・

骨董市へ行ってみました。

前から一度行ってみたいと思っていました、平和島の骨董市に行ってきました。

よく確認せずに、平和島にいけばいいんだと思い込み、平和島の駅で降りたのは良いのですが、会場は、駅から結構離れたところにあることがわかって愕然・・・・・

幸い、バスがありましたので、事無きを得ました。
ちゃんと調べてから行けよっと、自分突っ込み・・・・

様々なものがところ狭しとならぶ、会場は屋内ということもあり、そして、休憩所、飲食店、コンビニと揃っていまして、じっくり見ようと思えば一日かけて楽しめる骨董市です。

万年筆もところどころにあって、んんっ!と思うものもあったのですが、お値段がかなり高くて、購入には至りませんでした。

骨董について詳しいことはわからないのですけれど、なんとなく全般的にお高めの価格設定のような感じがしました。

こういうところから、いわゆる掘り出し物を探すのが、楽しみなのでしょうね。

骨董市ってけっこう頻繁にいろいろなところでやっていることもわかりましたので、また、ちょくちょくのぞいてみようと思います。

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

本年も誠心誠意、高価買取をがんばってさせて頂きたいと思っております。
本年もよろしくお願い致します。

さて、年末に、万年筆のムック本「万年筆のすべて」が発売されました。
「趣味の文具箱特別編集」ということで、枻出版社からの発売ですので、内容的にも良い内容でありと思います。(まだ、見てない・・・・・)

早々に入手しておこうと思います。

 

 

 

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モンブランの尻軸螺旋棒

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

モンブランのウィークポイントのひとつが尻軸についているピストンを上下させる螺旋棒です。

尻軸を回すと、尻軸に固定されたこの螺旋棒が回ってピストンを上下させます。

もちろん、分解しないと見ることはできませんよ。

よくあるのが、インクを入れたまま放置してしまい、インクを胴軸内で乾燥させてしまい、ピストンが固着してしまうという症状。

そして、あれ尻軸が回らない、もしくは堅い

で、無理に回してしまい、この螺旋棒が折れる、もしくは尻軸から外れてしまうというパターンです。

前にもこんな記事を書きました。これは無理矢理回した訳ではありませんでしたが、それでも、こんなことがある。

この構造を知らなくて、ちょっと固くても無理矢理回してしまう方が結構多いのです。

お買い取り依頼のお客様に回らなかったので、直しましたとお伝えすると、
「えっ、回りましたよ」というご回答を頂くこともありますが・・・
かなりの力で回されたものと推測できます。

よかった、壊れなくて・・・・です。

もちろん、壊れない場合もあります。
ですが、繰り返していることにより、大概、壊れます。

原因は、この2つです。

・インクを入れたまま長期保管してしまう。
・インクは抜いたけど、洗浄が甘いまま保管してしまう。

ピストンの上下だけで洗浄した場合は、インクは洗浄しきれませんから、洗ったつもりでも、ピストン固着は起こります。
もちろん、インクを抜いただけの状態もしかりです。

なので、インクを抜いた後は水を入れて保管しておくほうが良いと私共は考えています。あっもちろん、水はある程度の期間で交換したほうが良いのはもちろんです。

こうしておけば、洗浄残りのインクが固まることはありませんし、中の水に洗浄残りのインクが溶けてきますので、水の入れ替えでまた綺麗になります。

最近の149、146はやっとこの尻軸と螺旋棒の接続の方法が変更されました。

 

 

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モンブラン製品を中心に高価買取りさせて頂いております。
もちろん、その他のブランドもお買い取りさせて頂いております。

ぜひ、お気軽にご用命ください。

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9月23日は万年筆の日

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

9月23日は万年筆の日だそうです。

なんでも、1809年9月23日にイギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが万年筆を発明して特許を取得したことからこの日が万年筆の日となったようです。
出展:wikipedia 他

今日まで知らなかった・・・・・・

涼しくなってくる時期だけに、季節柄もちょうど良い日ですね。

新製品、限定品が、数多く発売されるのもこの時期です。

私的にこの秋、目を引いたものとしては、モンブランの「M」とペリカンのM600のピンク、M800のオレンジです。

モンブランの「M」は、プロダクトデザイナーのマーク・ニュートンという方のデザインで、近代的なデザインになってます。
キャップは、ネジ式でも、嵌合式でもなく、マグネット式。
意匠もなかなか好みのタイプです。

いかんせん、カートリッジ式というのが・・・・・
これは、ボールペンとかローラーボールのほうが売れそうな感じですね。

ペリカンのピンクは、いつものM600の色を変えたもの。
趣味の文具箱の表紙になっていましたね。
実物を見ていないので、色合いとか、雰囲気は写真でみた感想でしかないのですが、女性には好まれそうです。
ボールペンのほうが、色合いがマッチしている感じ。
ボールペンは、国内販売150本と少ないので、売り切れが想定されます。
万年筆は、国内販売500本だそうです。

見つけたら、即ゲットでしょう。

M800のオレンジは、もうすぐお目見えか。
これで、M600サイズなら、即、なのですが、M800はどうしてもワタシには大きめなので、考え中です。
万年筆は、国内販売1500本だそうなので、これは焦ることはないでしょう。

M800のオレンジとM600のピンクでかなり発売本数(あくまで予定だと思いますが)が、かなり違うのは、やはり女性をイメージしたM600 ピンクですから、その分、発売数が少なくなっているのでしょうね。

 

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どんなペンでも、新品、中古、国産、海外製など問わず、筆記具を
高価買取りさせて頂いております。

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モンブラン 作家シリーズとモンブラン 149

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

現在、モンブラン 149の定価は、106920円(税込み)です。
一番最新の作家シリーズ トルストイは、129600円(税込み)
価格差としては、22680円です。

こう考えるとオリジナル部品をかなり使っている、作家シリーズの値段がかなりお買い得に思えてしまいます。

デザインが気に入れば、少し高くはなりますが作家シリーズを購入するというのも選択肢のひとつになりますね。

モリモリと文字を書くという、作業面だけにフォーカスをすれば149になるかと思いますが、ステータス、デザイン面にもフォーカスすると、コスパとしては作家シリーズになると思います。

どこまでいっても、こういうのはお好みですので、嗜好と用途に合わせてということですね。

作家シリーズ、もちろんのこれはパトロンシリーズもそうなのですが、どれもかなりゴージャスで所有欲は十分に満たしてくれる仕上がりになっていますよ。

 

 

良いお天気になっているシルバーウィークですね。
こんな日は、外で、お気入りのペンを使って文章をしたためてみる、なんてのが良さそうです。

モンブラン万年筆買取.comは、不要になった万年筆、ボールペン、ペンシルなどを高価買取させて頂いております。ぜひ、お気軽にご用命ください。

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モンブラン コレクタブルズ カタログ

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

今日は、モンブランの歴代の限定品が掲載されているカタログです。

CCI20150917-crop

Montblanc COLLECTABLES というタイトルになっています。

掲載されているのが、パトロンシリーズのメディチ、作家シリーズのヘミングウェイからパトロンシリーズのマエケナス、作家シリーズのマーク・トウェインまでですから、2011年くらいの発行だと思います。

歴代のパトロンシリーズ、作家シリーズは、もちろんのこと、女優シリーズ、ドネーション、そして極めて生産数の少ない、超高級限定まで当時まで発売されたものが掲載されています。

なかなか、このように、一同に介して掲載ているものって無く、しかもモンブランのオフィシャルブックですから、なかなか貴重で、特に私達のような商売ですと非常に重宝する書籍です。

もう1冊くらい欲しいのですが、あまり市場にでてこないのと、出てきても高いので、なかなか手に入れることができません・・・・・

 

 

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趣味の文具箱 vol.35を買ってきた。

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

趣味の文具箱の新刊、Vvol.35を購入してきました。

毎回、1620円って高いなぁ、ほとんど広告だし・・・
と思いながら買っております。

今回は、紙とインクの話がメインコンテンツなのですが、それと別に、ワタシ的に興味を引いたのが、システム手帳です。

いろいろと素敵なものが載っていて、とくにアシュフォードの新作のキャビア バイブル ジップ なるものは、思わず欲しいと思いました。

やはり、なにかと持ち物が多くなった昨今ですので、できるかぎり綺麗にまとめたいという気持ちにいつもなってしまいます。

こういうジップ型であれば、ペン、名刺、その他小物を入れても安心。

ジップ付きでないと、どうしても、隙間から、その他の物に攻撃されてペンとか、名刺とか、いろいろ傷みそうなので、嫌なのです。

ワタシ的にシステム手帳と呼ばれる、いわゆるルーズリーフ型(いまはリフィルと呼ばれる)は嫌なので、この形で、名刺とかが別けていれられて、普通のA5ノートが取り付けられるような物なら、即買いなんです。

ペンホルダーは、ペンのクリップをはさむタイプだと、クリップが広がってしまうことがあるので、全体を保持する形で、いろんなサイズのペンが保持できるようにフレキシブルで

こうしてくれると、まず、打ち合わせの時に最初に机の上に広げるものがすべてまとまるではないですか!!!

どこかに、こういうのありませんかねぇ

アシュフォードさん、お願いします!

 

なかなか、秋晴れが見えませんが、万年筆買取の専門的、モンブラン万年筆買取.comは、悪天候にもめげずに、誠心誠意、万年筆、ボールペンを買取中です。
ぜひ、お気軽にご用命ください。

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メンテは大切 モンブラン 146 14c なで肩

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

先日、出張買取にうかがったお客さまのところで、拝見したうちの1本が、クラックが入っていて、買取するとしても、相当お値段が下がってしまう状態のモンブランの146がありました。

70年代の全金モデルのなで肩クリップのモデルで、全般的に良い状態ではあったのですが、尻軸側のいつものところはうすくクラックが入っていました。

位置的に、ピストンのシールさえしっかりできていて、インクがピストンの後ろに回らなければ、インク漏れはしない位置です。

ピストンの動作は渋かったのですが、メンテされて保管されていたようで、これならば、ピストンさえスムーズに動けば、十分に使用することができる旨をお伝えすると、そういうことであれば、ご使用になられるということでしたので、一度、引き上げて、分解清掃、グリスアップをしてお渡しすることとしました。

持ち帰り、分解してみると、予想以上に綺麗にされていて、ほとんどインク残りも無く、ペン芯、ペン先もはずさなくても十分綺麗になりました。

ピストンのグリスアップを終えて、組み立て直して、水で吸入テストをして問題ないことを確認。

その後、インクをつけて、試筆してみると・・・・

なんとまぁ、とても潤沢なインクフフローとスムーズさをたっぷりと持った極上の書き味のペンでした。

たぶん、調整をされてご使用になっていたものと思いますが、146の魅力
をオリジナル以上に引き出し、存分に書くことを味わうことができるペンでした。

クラックについては、どうしようもありませんが、実使用には問題ないと思いますので、ご主人さまの思い出として、使用できる状態になったことを嬉しく思います。

つくづく、思うのですが、万年筆はメンテが大切です!!!!
たまには、分解洗浄、そして、変なインクは使わない、ってことだと思います。(顔料インクは覚悟をしてつかうこと)

恐縮ながら、原則として一般のお客様の修理はお受けしておりません。
あしからずご了承ください。

 

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モンブラン 90周年 インクがパーマネントな件

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

しばらく前(いえ、かなりです)にUPした、モンブランの90周年インクのグレーですが、おくればせながらインプレです。

まず、しっかりとパーマネントです。

完全に乾いてから、水でじゃばじゃばしましたが、まったく流れません!!

↓水洗い前

水濡れ前

 

↓水洗い後

水濡れ後

結構、感動です!

たぶん、現行のブルーと黒のパーマネントインクの流れを汲む成分なんだと思われます。

パーマネント=顔料という、ステレオタイプな記述が、いくつかのブログで見られますが、
このモンブランのパーマネントインク、ほんとに顔料なのか???

少なくとも顔料という記述は公式にどこにも見られないのですが・・・
モンブランブティックに聞いても、わかんないだろうしねぇ・・・・

色目は、グレーとはいうものの、ほぼ黒で、まぁ黒が少しうすい感じです。

あまり、黒々としたインクは目にキツイので、私的にはちょうど良い
黒具合です。

モンブランのパーマネントは成分等、弊害等いまのところ、特に記事とかを見つけたことはなく、実際、長期間万年筆に使用してどうなのかというのが未知数です。

ブルーブラック(没食子)系では無いと想定できますし、どんな系統のインクなんでしょうね。

しばらく、使ってペンの様子を観察していきたいと思います。

 

在庫としている場合がございますので、気になった方はお問い合わせください。
TEL:042-682-4825
E-mail:satei@montblankaitori.com

 

夏もそろそろ、終盤。
モンブラン万年筆買取.comは、晩夏もどんどん高価買取り中です。
筆記具の買取はお任せください。

ぜひ、お気軽にご用命ください。

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