万年筆 買取 日記 モンブラン 作家シリーズ フィッツジェラルド

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

今日の万年筆買取日記のペンは、モンブラン 作家シリーズ フィッツジェラルドです。

モンブランフィッツジェラルド万年筆買取モンブランフィッツジェラルド万年筆ニブ

2002年の発売

ニブは、1920年台のニューヨークの繁栄を象徴する、都会の摩天楼
ボデイは、ホワイトのパール調です。

この、ホワイトボディですが、経年で写真の物のように、オレンジ色に変わってきます。
これは、個体差もあるようです。
今回、買い取りさせて頂いた物は、かなり変色度合いが強いほうだと思いますが、これがまたとても美しく、もとの白よりもとても良い雰囲気を醸しています。
これが、狙ってつくられたものなのかどうか、定かではありませんが、この色合いのほうが素敵です。

これは、未使用で保管されていたものですので、使うと色がオレンジになるということでもないようです。

それから、もう1点このモデルの特徴的なのは、尻軸の2本のシルバーリング部分を回すと、尻軸部分を外すことができます。
そうです、特殊工具ナシで、分解清掃ができるというすぐれものなのです。

この分解できる仕組みは、現状では、後にも先にも、このフィッツジェラルドだけだと思います。

万年筆は、メンテナンスしながら使用するものです。特に、洗浄は、何回も水を通しただけでは、正直言って綺麗になるとは言えません。
(もちろん、これは個人の感じる範囲もありますが・・)
ですので、特殊工具ナシで分解清掃できるというのは、非常に素晴らしい仕組みです。

国産でも海外製でもそうですが、出来る限りこういったところをブラックボックス化しようとしているところがあります。
これは、もちろん使用者の考え方にもよるのですが、やらない方は、そこを触らなければ良いだけですから、メンテナンスを自分でできるように、このような機構は、ぜひすべての万年筆につけていただきたいですね。

分解メンテを前提につくられて、トリセツに記載され、そして工具までついているのが、TWSBI です。
TWSBIは台湾のメーカーで、現状は鉄ペンのみですが、とてもしっかり作られていて、上記のことからも、しっかりとユーザーのことを考えてつくっているメーカーだと思います。
あとは、デザインだなぁ・・・

 

 

モンブラン万年筆買取.comでは、モンブラン作家シリーズ、フィッツジェラルドのボールペン、万年筆、ローラーボールを、買い取り中です。買取価格はもちろん他店対抗高価買取です。
ぜひ、お気軽にご用命ください。

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万年筆 買取 日記 シェーファー タルガ ボールペン

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

今日の万年筆買取日記のペンは、シェーファー タルガ ボールペンです。
万年筆買取日記では、もちろんボールペンの紹介もしております。

シェーファータルガ買取米国のメーカーであるシェーファー。
当時の定番ラインのタルガのゴールドプレートのボールペンです。
もちろん、同デザインの万年筆もラインナップされていました。

タルガは、1970年代の発売で、ベストセラーとなったシリーズです。

シェーファーのアイコンのホワイトドットももちろん配されて、このペンは格子模様のゴールド装飾になっています。

現行モデルでいうと、形状は、インテンシティが近い感じかと思います。

ゴールド装飾で、格子模様が高級感あふれる仕上がり。
お値段以上に、満足できるペンだと思います。
この辺りのペンは、価格もこなれていますので、そういった面でも良いですね。

最近、シェーファーで気になっているのは、
シェーファーのカリグラフィーペンです。
価格も1000円台、コンバーターも使えるようですので、ちょっと興味深いですね。

 

 

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ぜひ、お気軽にご用命ください。

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万年筆 買取 日記 モンブラン マイスターシュテュック クラシック ユニセフ P145

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

今日の万年筆買取日記のペンは、
モンブラン マイスターシュテュック クラシック ユニセフです。

モンブラン ユニセフ 買い取りモンブランのユニセフプログラムのペン
売上の一部が、ユニセフに寄付されています。
signature for good collecctionと命名されて、これはトップにブルーサファイアを配した、2013年のモデルです。

このコレクションは、他に、P146(ル・グラン)ベースの万年筆、クラシックサイズ、ル・グランサイズともボールペン、ローラーボール、革小物、アクセサリーがラインナップされています。

このP145ベースの万年筆にかぎらずこのコレクションのペンは、トップに、レンガ模様と、ブルーサファイアがあしらわれています。レンガ模様は、子どもたちのより良い未来をこつこつとレンガのように積上げていくという意味だそうです。

引きしまった美しさの、マイスターシュテュックのプラチナモデルが、このTOPのレンがモチーフとブルーサファイアで、さらに引き締まって美しく見えます。
もちろん、通常のマイスターシュテュック クラシック、ル・グランよりもお値段は高いのですが、一部寄付されることや、この美しさならば納得できるのではないでしょうか。

多少キャップが重くなっている感じは(あたりまえか)しますが、ペンバランスは大きく変わっていることはないので、通常のクラシック、ル・グランと同様な感じで使えると思います。
ユニセフモデルは、ひと味、旨味を聞かせた、マイスターシュテュック クラシックとル・グランです。

 

 

 

年末でございます、お忙しいかと思いますが、この年末のおりにペン類の整理は、モンブラン万年筆買取.comにお任せください。
ある程度の本数がまとまれば出張買い取りもやらせて頂いております。
ぜひ、お気軽にご用命ください。

年末年始は、12/27から1/3まで、お休みとなります。
(お見積りフォームからのご依頼は受付ております)

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ベストな中古のモンブラン 146は?

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

使いやすくて、人気の中古のモンブラン 146ですが、146も時代とともに、ディテールには様々なタイプがあります。

ワタシ的に、ベストな中古のモンブラン 146は、これです。

モンブラン146の買取品-14k-全金万年筆-モンブラン-146-14k-全金-買取品2
あくまで、ワタシ的にですので。

80年台ころの146です。

特徴は、14kの全部、金色のニブ。
ウインドウはスリットが無いタイプ
クリップもいわゆるいかり型です。

理由は、
1.なにより値段がこなれている。3万くらいで購入できる。
→14c、なで肩クリップになると値段が高くなります。

2.ほどよくしなやかなニブ
→固体差もあるのですが、ほどよくしなやかなニブです。
もちろん、これ以前のものよりは硬いですが、実使用上ちょうど良いと思  います。
これ以降のニブは、だいぶ固くなりますから。

ってところでしょうか。
もともと、使いやすいサイズですから、サイズ感やバランスについては、もちろん問題無いです。

もちろん、50年台の146は、それはそれはもうとても大好きなのですが、お値段の面や、なにしろ古い物ということで、実際にガンガン使用することを考えると、無理があります。

そこで、白羽の矢が立つのは、このモデルということなんです。

注意点としては、
1.ピストンが固くなっているものが多い。
これは分解洗浄と、グリスアップでほとんどの場合解決します。
固いまま、無理に尻軸を回すと、はい、そうです、壊れます。

2.ボディのクラック
この前の時代のものより良いですが、クラックが入っているものもあります ので、これは要  注意です。

くらいでしょうかね。

オークション等で、安値出品されているものを買うと、銭失いになる可能性もありますので、オークション等の場合は出品者さんをよく確認してくださいね。
特に、上の2つは質問等して、よく確認してくださいね。

 

 

モンブラン万年筆買取.comでは、モンブラン 146の万年筆を買取させて頂いております。
中古から未使用品、新品、もちろん限定の146、ヴィンテージの146、現行品の146などなど、種類は問いません。

ぜひ、お気軽にご用命ください。

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最初の限定万年筆 パーカー スパニッシュ・トレジャー

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

万年筆ミュージアムという書籍を読み始めました。
まだ、最初の1項目を読んだだけですが・・・

今日はその1項目目の最初の限定万年筆についてです。

パーカー スパニッシュ トレジャーという万年筆があります。
これが、「万年筆ミュージアム」によりますと、最初の限定万年筆だそうです。

発売は、1965年
限定数は4821本、ん、どこかで似たような数字が・・・

このペンは、大型ハリケーンで、1715年に沈没し、それから240年後に大型ハリケーンで陸近くまで押し戻されて、その積み荷のコインが海岸に打ち上げられた、スペイン フェリペ5世の命による船から発見された銀貨もモチーフにしています。

ですので、名前は、スパニッシュ・トレジャー(スペインの財宝)なのです。

ペン自体は、パーカー75 シズレです。
キャップリングの刻印と、天冠、尻軸のマークが違うのみです。

化粧箱は、豪華な木箱で、帆船の航路、沈没場所が記されて、もう一つの帆船の内部の絵には、モチーフとした銀貨があった場所が記されています。

これ以降の現在の豪華絢爛な、限定万年筆からすると、通常モデルのマーク、刻印が変更されただけというのは、少し、というか、かなり寂しい気がしますが、なにしろ、世界初の限定万年筆ですから、それが商売になるかは未知数なので、このくらいが精一杯だったのかもしれません。

このスパニッシュ・トレジャーの発売以後、徐々に限定万年筆が発売され、1992年のモンブランのメディチ、ヘミングウェイで限定万年筆の時代が開花したようです。

最初の限定万年筆が、スペインの大航海時代をモチーフにしたというのは、これから始まる、限定万年筆のいわばブームへの大航海とも言え、とてもロマンチックですね。

なかなか、お目にかかることは無いとは思いますが、ぜひ、一度はお目にかかりたい万年筆です。

モンブラン万年筆買取.comでは、限定万年筆を、新品、中古、国産、海外製など問わず、
どしどし、高価買取り中です。
思わぬ高値がつくこともありますので、ぜひ、お気軽にご用命ください。

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万年筆 買取 日記 セーラー プロフィット21

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

今日の万年筆買取日記のペンは、セーラー プロフィット21です。

セーラー-プロフィット21-買取セーラーのフラッグシップ プロフィットの21シリーズ
14Kから18Kのペン先が、グローバルスタンダードのなか、21Kのペン先をもつモデルです。

これは、キャップリングが太いものが1本ですので、旧型のものです。
現行品は、この名前入りの太いリングの上に、もう一本、細いリングがあります。

形状は、スタンダードな万年筆の形です。

セーラーは、プロフィットシリーズとプロフェッショナルギアシリーズが大きな2つのシリーズです。
丸みを帯びた形のプロフィットシリーズ、角ばった形のプロフェッショナルギアシリーズという覚え方で良いですね。

もちろん、国産の万年筆ですから、カートリッジ+コンバーターの両用式ですが、
プロフェッショナルギア、プロフィットとも、レアロと呼ばれる吸入式のものもラインナップされています。

レアロは、まだ、実際に試したことは無いので、ぜひ、さわっていろいろと試してみたいモデルです。

ペン先では、長刀、コンコルドなど冒険しているメーカー。
昨日も書きましたが、キリッとカッコヨイペンを期待します。
そういえば、インクも極黒、青墨という、顔料インクを出していますね。
(このインク、あんまり個人的にはオススメしませんけど)

普通のインクのジェントルシリーズは、ボトル形状が使いやすくて、これはとってもオススメです。

 

 

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万年筆 買取 日記 セーラー シャレーナ 銀閣

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

とんでもなく、寒い今日このごろですが、みなさま、お風邪などひかれていないでしょうか?
くれぐれも、体調には気をつけましょうね。

今日の万年筆買取日記のペンは、セーラー シャレーナ 銀閣です。

セーラー シャレーナ 万年筆 買取世界一、細い万年筆のシャレーナ
細い、小さいは、こちらでも紹介しました。
しかも、ネーミングもとんでもないです。
なんといっても、おしゃれな、シャレーナです。

スタンダードなタイプと、この銀閣のように、特別バージョンも存在します。

銀閣は、8角形のボティに、模様が配された、ネーミングを彷彿をさせる作り、
銀閣ですから、もちろん銀色です。
はい、そうです、金閣という、金色バージョンももちろん存在していたようです。

これ、もちろん、通常サイズのカートリッジ、コンバーターは、装着することができず、
シャレーナ用というものを使うことになります。
いまでも、売っているのでしょうか???
まぁ、売ってなくても、空のカートリッジさえあればなんとかなりますが・・・

ですが、この特殊サイズを、カートリッジ、コンバーターまで専用で作った、セーラー
恐るべしです。

長刀ニブとか、コンコルドとか、ふでdeまんねんとか、冒険するメーカーのセーラー、どんどんチャレンジしてほしいと思います。

言わせていただくと、もっとデザイン勉強してほしいです。
あっ、これは、セーラーだけではなくて、国産メーカーすべてですけどね。

チャレンジできるメーカーなので、スタンダードなラインナップも、魅力的な形のペンを作って欲しいです。なんかこうどれもね、アカ抜けない。
ユーザーがそれを許しているからだとは思うのですが、

国産メーカー、がんばってください!!!!

 

モンブラン万年筆買取.comでは、セーラーの万年筆を高価買取りさせて頂いております。
プロフィットシリーズ、プロフェッショナルギアシリーズ、などなどセーラー万年筆全般を買取させて頂いております。

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万年筆 買取 日記 ウォーターマン レディ アガサ

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

今日の万年筆買取日記のペンは、ウォーターマン レディ アガサです。

ケースです。

DSC04897-600ペンです。

万年筆-レディアガサ-買取セルロースの模様がとても美しい、小ぶりなペンです。
女性用の携帯ペンということで、同じ模様のケースに入っています。
クリップが無い、シンプルな形状です。

うーん、美しいです。
なんでも、3色のラインナップがあってようです。
これは、ブルーパープルという色だと思われます。

コンセプトは、やはり、「ジュエリー」だそうで、まぁ、お約束といえばお約束のコンセプトではあります。

蓋をスライドして開ける、ケースはらしいといえばらしく、うまくCDといえば、うまくCDで、フランスチックな感じです。
ケースには、キズ防止の為の内張りがされています。

かためのニブですが、携帯用と考えれば、筆記インフラが整っていないところで書くこともありますから、やわらかいニブよりも、このほうが良いと思います。
14kニブでは無くて、18kニブというところも、コンセプトのジュエリー所以でしょうか。

おしゃれな女性が、すっとバッグから出して、このペンを使う。

想像しただけで、サマになりますね。

発売された当時は、セルロース模様がイマイチ受けなかったようですが、今みれば、この美しさが目を惹きます。

デザインもその時代によって、移り変わり、人気不人気があって面白いですね。
今、人気が無いデザインのペンも、いずれ人気がでるものが現れるかもしれませんね。
逆に、人気があるもののほうが、廃れるのも早いのかもしれません。

 

 

モンブラン万年筆買取.comでは、ウォーターマン レディ アガサの万年筆、ボールペンはもちろん、ウォーターマン全般の万年筆、ボールペン、ローラーボール、どんなペンでも、買取中ですぜひ、お気軽にご用命ください。

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万年筆 買取 日記 ペリカン M200

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

国産、海外製、価格等問わず、お買い取りさせて頂いた万年筆、ボールペン、その他ステーショナリーを、ご紹介させて頂いている、万年筆買取日記です。

今日の万年筆買取日記のペンは、ペリカン M200です。

ペリカンM200 万年筆 買取ペリカンのエントリーモデルのM200です。
現在のラインナップは、M215、M205のみで、M200と呼ばれる、金装飾のものはカタログにはありません。
特別生産品という形で、半透明軸のものが、M200 ほにゃららとして、毎年発売されています。
M200系は、M400までは、「スーベレーン」と呼ばれていますが、現在ではクラシックという名前になってます。

そんな、M200系でしたが、最近、とうとうカートリッジタイプのものが発売されました。
そう、P200(ゴールド装飾)、P205(シルバー装飾)です。

もちろん、コンバーターも使える両用式となっています。
わたくし的には、万年筆は、吸入式のほうが好きなのですが、やはり、カートリッジの手軽さというのも、ご希望なさる方が多いということなのでしょうね。

特に、国産品は、カートリッジ式がほとんどですから、日本では、万年筆といえばカートリッジという流れもあるのかもしれません。

まぁ、カートリッジが良いか、吸入式が良いかは、お好みでいいんじゃないかと思います。
問題は、前にも書きましたが、カートリッジは、使わなくても、揮発していくってことですかね。

あっ、で、このM200ですが、小ぶりなサイズ感で、もちろん、スーベレーンシリーズと同等の雰囲気が、味わえますし、ニブも、M250、M400で使われている、金ニブに付け替えることができますから、そういった面でも楽しめます。

ニブの金メッキは、嫌でもだんだん剥がれてきてしまいますからね。
こんな感じ↓

M200-ニブ

 

 

 

 

モンブラン万年筆買取.comでは、ペリカン M200、M250、M205など、ペリカンの200系万年筆を、どんどん、買取中です。

ぜひ、お気軽にご用命ください。

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万年筆 買取 日記 モンブラン 149の尻軸と螺旋棒の悲劇

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

今日の万年筆買取日記のペンは、モンブラン 149の一部です。

万年筆の買取をお仕事とさせて頂いておりますと、じつに、様々なペン、及びその状態を見ることができます。

とても丁寧に扱われていたことがわかるもの、長期間インクを入れたままになっていたもの
、はたまた壊れてしまっているもの、どうしたらこういうふうにキズが入るのかわからないものなど、ほんとに千差万別でございます。

お買い取り前に、発見できる不具合は良いのですが・・・
お買い取り後の整備中に、不具合がでてしまうことも、たまにあります。

今回は、そんなモンブラン 149です。

montblanc-149-pistonはい、ご存知のかたはすぐにお分かりいただけますね。
ピストンを動かす為の螺旋棒が、尻軸から外れてしまった構図です。

お買い取り査定の際には、問題なかったのですが、分解整備の為に、尻軸を回してピストンを回していくと、「コリッ」と嫌な音・・・・

見事に、螺旋棒が尻軸から外れてしまいました。
今回は、螺旋棒は折れていませんが、この螺旋棒が折れてしまうこともあります。

理由としては、過負荷ということになるのでしょうけれど、これは、少し固めではありましたが、ピストンは比較的スムーズに降りたほうだと思います。
ですので、こちらも特にケアせずに、尻軸を回していったのですが・・・・・

マンマ・ミーア!!!!です。

この事象(螺旋棒が折れることも含む)は、希に発生しますので、くれぐれもピストンは、無理矢理降ろさないことです。

今回は、部品自体は生きているので、尻軸にカシメることができれば、無事復活ですが・・
これは、当社では無理なので、まずは識者にご相談。
ダメならば、モンブラン行きですね。
その場合は、修理費16200円以上を覚悟しなければいけないでしょう・・・
こうなると、間違いなく赤字でございます・・

いつも思うのですが、設計悪い!
間違いなく悪い!

このリングと螺旋棒と尻軸が、尻軸の中でどのような構造でカシメられているのか、わからないのですが、もし、assy部品交換となったら、尻軸をカットしてどういうダサイ設計になっているのか、見てみようと思います。

ひとつ言えることは、私どものところで発生してよかったなと。
もし、お買い求め頂いたお客様のところで発生しては大変ですからね。

今日も、また、良い経験でございました。

 

モンブラン万年筆買取.comでは、モンブランの149はじめ、146、145などの万年筆、その他、164、161などのボールペン、ローラーボールなど
どんなペンでも、買取中です。新品、中古、問いません。
身の回りの整理には、最適な12月です。思い立ったら吉日です。
ぜひ、お気軽にご用命ください。

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