ペリカン 500NN Tortoise 茶縞

こんばんは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

連休も今日で終わりですね。
みなさん、連休は楽しまれたでしょうか?

また、連休中も多数の買取のご依頼ありがとうございます。

さて、今日のペンは、ペリカン 500NN Tortoiseです。

DSC08501

生産期間は、趣味の文具箱によれば、
1956~1963年とのこと。

年齢的には、58才から51才です。
極めて状態もよく、問題の無いコンディションです。
万年筆は一生ものってホントですねぇ。

ニブサイズはFですが、試筆してみるとペン先は弾力があって古き良きペンという感じです。500NNはペン先がかなりお辞儀しているので、これが弾力を生み出しているもよう。

特筆すべきは、ペンバランスで、金属製のキャップということもあって、キャップを後ろに挿して書くと極めて良い重量バランスで気持ち良いです。
キャップを後ろに挿さないと、軽い感じになりますが、そのバランスもいい感じです。

なにより、キャップが後ろにしっかりと挿さるので、キャップがぐらぐらしてこないのです。
最近のモデルは、胴軸がの1/3くらいしか入らないものが多いのですが、これは半分以上入るので、安定しておるのだと思います。

M800とくらべてみました。

DSC08504キャップに入り込む量がかなり違うのがわかると思います。

キャップを後ろに挿すとグラグラすることが多いので、私の場合、あまりキャップを後ろに挿して使うことはないのですが、これはなによりバランスが気持ち良いこともあって、キャップを後ろに挿して使いたいペンです。

現行の茶縞はM800の特別生産品
まだ、品薄という感じではなさそうです。
当店でも新品を扱っていますので、御用の際は申し付けください

amazonでも売ってますけど・・・

 

 

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ニブの形状の比較

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

万年筆のニブ形状は、どのメーカーもおよそ似たような形状になっているのですが、メーカーごとにバランスは異なっています。

寸胴型から、エラがしっかり張ったもの、背中が丸かったり、平だったり
エラから、ペンポイントまでの距離など、さらには、同じメーカーでも、もちろんモデルによって違いますし、時代によって形状が違ったりもしています。

私的に、一番美しいと思うのは、やはりモンブランの149のニブです。

エラの張り方、背中の丸まり具合、エラからペンポイントまでの距離と、美しく見せるバランスにできていると思います。

で、ペリカンのM800のニブと比べてみました。
sunpoDSC09470-800
ニブ端から、エラまでの距離
エラから、ニブポイントまでの距離

それぞれを見てみます。
外観の見え方の比較ですので、見える状態の寸法で測定しています。

149  16mm:10.5mm 約1.5:1
M800  14mm:9mm  約1.5:1

双方とも、ほぼ黄金比になってます。
ちなみに、黄金品は、1:1.618です。

エラとニブ端はどうでしょうか。
149  10.5mm:7mm 約1.5:1
M800 8mm:6mm 約1.3:1

149はほぼ黄金比ですが、M800は違います。

また、エラからペンポイントまでのRは149のほうがなだらかなRを描いています。

背中のRも、149のほうがついていて、M800はほぼ背中は平らです。
国産のものも背中が平らなものが多いですね。

DSC09474-800

数字にしてみたら、なぜ149のニブが一番美しく見えるかがわかってきました。

ただ、ニブの全長は胴軸、ソケットに差し込む量である程度変わってしまいますので
上記結果については、手元の個体を測定した結果ということでご了承ください。

つまり、ばらした時は、黄金比バランスで差し込んであげれば、美しく見えるということになりますね。書き味は、また別の話しです。

あっ、もちろん、どちらが美しいかどうかは、個人の主観ですし、
ペリカンもモンブランもどちらも美しいペンに変わりはありません。

 

 

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限定品の魔力と魅力と・・・・

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

万年筆、ボールペンはメーカーを問わず、必ず限定品というものが存在します。

もちろん、人気がでたものはすぐに完売。
人気がなければ限定品でも、いつまでも残っていたりします。

それこそ、星の数ほどの限定品が存在する、この世界ですし、
よく考えると定番品以外は限定品みたいなもので・・・
販売戦略というのは、たぶんみなさん百も承知だと思うのですが、

それでも、やっぱり、デザインが気に入って、それが限定品となると
どうしても欲しくなってしまうのも事実

ですよねぇ~

まんまと販売戦略に乗ってるなぁと、思いつつ
物欲モード全開となってしまうのです。

モンブランもマイスターシュテュックの90周年記念のモデルがローンチしています。

149、146、145とローズゴールドの装飾に、ローズゴールドで90の文字が入ったペン先がつけられています。
まだ、その他もモデルもでてくるらしいです。

どうせなら、ボディも一細工して、縞模様とかやって欲しかったと思ったりします。

一番、気になったのは、90周年記念インク

グレーのパーマネントインク!!!!

パーマネントでなければ、スルーだったのですが、パーマネントとあれば、買うしかありません。

ボトルラベルもノスタルジックで素敵です。

また、買ってきたらご報告します!!!

こんなのもあるんですね、エルバンの限定インク

 

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