こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。
今日の万年筆買取日記のペンは、モンブラン 146の1950年台です。
たぶん、モンブランの中で、一番好きなペンです。
現行の146との大きな違いは、軸の素材、ピストン吸入の機構です。
ご存知の方も多いでしょうから、あえて書くのも気が引けますが、
軸素材はセルロイド、ピストンの機構はテレスコピックと呼ばれる物です。
この2つが実に良い味を出してくれます。しっとりと手に馴染むセルロイド、
必要にして十分な重さを生み出す、テレスコピック機構なんです。
ですが、双方とも、この年代の146のリスクとも言えます。
セルロイド軸は、痩せ、割れ
テレスコピック機構は、使い方の間違いにより壊れる、コルクのメンテが必要など
ヴィンテージならではのリスクを楽しめる!? ものでもあります。
それらも加味して、非常に魅力的なモデルだと思います。
これに比べると、現行モデルは極めて使いやすいのですが、味気ない部分もあります。
メンテをしながら、注意を払って、ゆったりとお付き合いできる方のみに許される特権と言えるかもしれません。
なんとなくですが、最近はお値段もこなれてきている気がしますので、良い状態の物を見つけたら、お付き合いできそうと思えば、即ゲットというとこですね。
かなり、お高くはなってしまうのですが、様々な軸色の物もありますので、そちらも良いですね。
ヴィンテージは、ある程度のメンテ方法などの知識と、熱い気持ちがあれば、とてもペンライフを豊かにしてくれます。あまり慎重にならずに思い切ってTRYすることだと思います。
モンブラン万年筆買取.comでは、モンブラン 146を年台問わず、買取させて頂いております。
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