こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。
万年筆は、ノーメンテという訳にはいきません。
ある程度、定期的に洗浄はするべきですし、特に使わないで仕舞って置く時は、
必ず洗浄して保管するようにしましょう。
これは、洗浄せずに保管してしまって、ドライアップというインクが乾いてし
まった状態です。
インクは、たぶん(いちおうたぶんとしておきます)セーラーの青墨。
そう、技術の粋を集めた、顔料インクです。
通常の染料インクであれば、ペン先についたインク汚れくらいは、水で拭き取
る程度で落ちるのですが、これは、ほぼ落ちません。
インク窓も、ブルーに染まってしまっています。
水を入れると、ドネーションペンのショルティのインク窓のような綺麗なブ
ルーに・・・(^_^;)
ペン芯も、もちろん・・・
目詰りしないという、粒子の細かいナノインクですが、ドライアップしてしま
っては元も子もありません・・・・
こういう状態ですと、染料インクでも、古典BBでも、ピストンが固着してしま
っている場合が非常に多いのですが、ピストンは褒められるほどではないです
が、それなりにスムーズに動きます。
うーん、これがナノ効果なのでしょうか?????
窓の汚れはもちろん、水洗いでは落ちませんし、ペン芯のフィンの間や胴軸と
の接合部にも顔料成分が固まっていそう・・・
もちろん、これは全バラです。
青く染まるのは、マメに使っていてもそうなりそうなので、これはドライアッ
プが原因という訳ではないでしょう。
ばらしてみると、もしかして固着もなくて、ナノインクってすごい!
ってなるのか、それとも・・・・
バラシが終わったら、またUPします。
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