万年筆の仕組み-146-買い取り

万年筆の仕組み

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万年筆の仕組み

●万年筆は、簡単に言うとインクを内部に封入し、ペン先を伝って出てくるインクによって文字を書く筆記具です。
ペン先は、金属でできていて、この弾力が微妙な書き具合を醸し出します。
万年筆の最大の魅力のひとつはこれなのではないでしょうか。

ペン先も、細いものから太いものまで、用途、好みに応じて選択することができます。
ペン先についてはこちら。

☆万年筆の構造
 ・各部の呼び名
   ペン先
   首軸
   胴軸
   尾栓
   キャップ
   クリップ
   天冠

☆インクの吸入構造
  万年筆にインクを仕込む方法は3通りあります。
   1.カートリッジ式
     一番、簡単なのがコレ
     カートリッジを差し込むだけ、なくなったら新品と付け替えるだけのお手軽さ。
     カートリッジの形状はメーカー、モデルによって異なりますので、なんでも使える
     という訳ではありません。
     現行のモンブラン万年筆では、BOHEME、STARWALKERが該当します。

   2.吸入式
    万年筆の醍醐味がこれではないでしょうか。
    インクボトルの中にペン先を入れ、尾栓を回転させることによって、内部のピストン
    を上下させてインクを入れる方式です。
    インクはその他の方式に比較するとたくさん入ります。
    残ったインクは、またボトルに戻すことも可能なのでインク色の変更もしたいときも
    インクを無駄にすることなく変更できます。
    少々、面倒ではありますが、これはまさに儀式ともいうべき行為。
    これを楽しむのも、万年筆の奥ゆかしさです。
    もちろん149、146はこの吸入式です。

   3.両用式
    文字通り、カートリッジと吸入と両方できるタイプです。
    現行のモンブラン万年筆では、145がこのタイプです。
    カートリッジはそのまま挿し込むだけ、
    吸入式で使いたければ、ピストンコンバーターをカートリッジの代わりにセットして
    吸入も楽しめます。
    一粒で2度おいしいというタイプです。
    もちろん、このコンバーターも基本的に専用品になります。
    現行のモンブラン万年筆では、145がこれに該当します。