万年筆の選び方 3

こんにちは、モンブラン万年筆買取.comのkiyoです。

独断と偏見の万年筆の選び方の3回目です。

前回の2回目で、

自分で、「好きだ」と思えるデザインの物を購入してください。
カッコ悪く思えるペンには、絶対に愛着はわきませんから。

と書きました。
やはり、万年筆は趣味の物以外のなにものでもありませんので、まず、これが一番大切なことだと考えています。

次に大事なのは、

バランス

と考えています。

つまり、持ちやすいか、持ちにくいかということです。
ペンの太さ、長さ、重心、形状などが影響するところです。

キャップを後ろに挿すか、挿さないかでも、もちろん、これは変わってきます。

ここは、デザイン同様に、後から変更のできない部分ですので、しっかりとフィットさせることが必要ですね。
ペン先に係る書き味については、腕の有る調整師さんに、頼めば良い状態に持っていくことはできますが、このバランスだけは変更のしようがありません。
ですので、これがとても大切なことです。

お店等で、インクをつけて書かないまでも、持たせてもらうだけでも、自分にフィットするしないは、すぐに分かるはずです。

姿かたちがいくら、気に入っても、バランスが自分に合わなくて使うのをためらうようであっては、本末転倒です。
万年筆は、基本的には、道具ですので(もちろん、鑑賞用としても否定しません)、上手に使うことができるというのは、大切なポイントです。

キャップを後ろにつけると、どうしても重心は後ろ寄りになります。
特に、金属製の万年筆では、それが顕著です。

ペリカンのトレドのように、胴軸部分が金属で、キャップは、樹脂だと、キャップを後ろに挿しても重心が後ろ寄りになりませんので、これがトレドが好まれる一つの理由でもあります。

ちょっと、話が、それましたが、

デザインの次に、自分の筆記状態で、バランスがどうなのかを確認しましょう。
両方が気に入るものがあれば、買ってしまってOKですよ。

4回目に続く

 

 

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